目次
概要
React NativeプロジェクトでFirebaseを使うためreact-native-firebase
をインストールする方法について説明します。
- react-native-firebase(V6): https://rnfirebase.io/
react-native-firebaseの以前のバージョン(V5)を使う方法については下記のブログリストを参考してください。
このブログポストはシリーズで作成されております。他の内容を確認したい方は下記のブログリストを参考してください。
- react-native-firebase V6 インストール
- react-native-firebase V6 Crashlytics
- react-native-firebase V6 Admob
ライブラリインストール
下記のコマンドを使ってreact-native-firebase
をインストールします。
npm install --save @react-native-firebase/app
下記のコマンドを使ってiOSプロジェクトへreact-native-firebaseを連結します。
cd ios
pod install
Firebaseプロジェクト生成
次はグーグルファイアベース(Google Firebase)でプロジェクトを生成する必要があります。下記のリンクを押してグーグルファイアベース(Google Firebase)へ移動します。
- グーグルファイアベース(Google Firebase): https://firebase.google.com
右上のSIGN IN
ボタンを押してログインします。
ログインしたら、右上のGO TO CONSOLE
ボタンを押してグーグルファイアベースコンソール(Google Firebase Console)へ移動します。
グーグルファイアベースコンソール(Google Firebase Console)で+ Add project
を押してプロジェクトを追加します。
上のような画面でEnter your project name
へ作りたいFirebaseプロジェクトの名前を入力します。入力が終わったら、下記にあるContinue
ボタンを押して次へ進めます。
プロジェクト名を入力したら、上のようにGoogle Analytics
を連動する画面が表示されます。Google Analyticsと連動したくない場合、左下にあるボタンを押してDisable
で変更してFirebaseプロジェクトを生成します。
Google Analyticsと連動したい方はContinue
を押して進めます。
Google Analyticsのアカウントを選択して、Create project
ボタンを押してFirebaseプロジェクトを生成します。
iOS設定
react-native-firebaseを使うためiOSを設定する方法について説明します。
Bundle ID変更
FirebaseへiOSプロジェクトを生成する前にiOSのBundle ID
を変更する必要があります。ios/[project name].xcworkspace
を選択してXcodeを実行します。
左上のプロジェクト名を選択してGeneral
タブへ移動したら、上にBundle Identifier
があることが確認できます。このBundle IDを自分のプロジェクトへ合わせて変更します。
Firbase iOSプロジェクト設定
グーグルファイアベースコンソール(Google Firebase Console)でプロジェクトを選択したら下記のような画面が見えます。
真ん中へiOS
ボタンを押してiOSの設定画面へ移動します。
開発したアプリのID(bundle ID)を入力してRegister app
ボタンを選択します。
グーグルファイアベース(Google Firebase)が生成したGoogleService-Info.plist
ファイルをダウンロードしてinfo.plist
同じ位置へ追加します。GoogleService-Info.plist
ファイルを追加したら、Next
ボタンを押します。
画面へ表示された方法でグーグルファイアベースSDK(Google Firebase SDK)をReact Nativeプロジェクトへ追加する必要があります。./ios/Podfile
ファイルを開いて下記のように修正します。
target 'blaboo' do
...
pod 'Firebase/Analytics'
...
end
Google Analyticsを使ってない方は上のようにコードを修正する必要がないです。
下記のコマンドでグーグルファイアベースSDK(Google Firebase SDK)をインストールします。
pod install
# pod update
React NativeプロジェクトのAppDelegate.m
ファイルへ下記のようにコードを追加します。
...
@import Firebase;
@implementation AppDelegate
...
- (BOOL)application:(UIApplication *)application didFinishLaunchingWithOptions:(NSDictionary *)launchOptions
{
[FIRApp configure];
...
return YES;
}
...
グーグルファイアベースSDK(Google Firebase SDK)を初期化します。
私はこの部分でSkip this step
を押してスキップしました。
アンドロイド設定
次は、react-native-firebaseを使うためアンドロイドを設定する方法について説明します。
アンドロイドパッケージ名修正
React Nativeプロジェクトフォルダへ
android/app/BUCK
ファイルを修正... android_build_config( ... package = "package_name", ) ... android_resource( ... package = "package_name", ... ) ...
React Nativeプロジェクトフォルダで
android/app/src/main/AndroidManifest.xml
ファイル修正<manifest xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android" package="package_name"> ...
React Nativeプロジェクトフォルダで
android/app/src/main/java/com/ProjectName/MainActivity.java
ファイル修正package package_name; ...
React Nativeプロジェクトフォルダで
android/app/src/main/java/com/ProjectName/MainApplication.java
ファイル修正package package_name; ...
React Nativeプロジェクトフォルダで
android/app/build.gradle
ファイル修正... defaultConfig { applicationId package_name ... } ...
このようにパッケージ名を変更したら、android/app/src/main/java/com/[App Name]/MainActivity.java
でできてるフォルダ構造をandroid/app/src/main/java/[Package Name Folder]/MainActivity.java
ように変更する必要があります。
Firbaseアンドロイドプロジェクト設定
グーグルファイアベースコンソール(Google Firebase Console)で左上のProject Overview
を選択します。
上にある+ Add app
> アンドロイド(Android)アイコン
を押してアンドロイド(Android)プロジェクトの設定へ移動します。
アンドロイドパッケージ名(Android Package Name)を入力してRegister app
を選択します。
グーグルファイアベース(Google Firebase)が作ったgoogle-services.json
ファイルをReact Nativeプロジェクトのandroid/app
フォルダへコピーします。そしてNext
ボタンを押して次へ進めます。
React Nativeプロジェクトがあるフォルダへandroid/build.gradle
ファイルを開いて下記のように修正します。
buildscript {
repositories {
google()
jcenter()
}
dependencies {
classpath("com.android.tools.build:gradle:3.5.2")
classpath 'com.google.gms:google-services:4.3.3'
}
}
...
allprojects {
repositories {
mavenLocal()
google()
jcenter()
...
}
}
上のようにrepositories
へgoogle()
が含めてあるか、jcenter()
より上に宣言されたか確認します。
React Nativeプロジェクトがあるフォルダでandroid/app/build.gradle
ファイルを開いて下記のようにコードを追加します。
apply plugin: 'com.android.application'
apply plugin: 'com.google.gms.google-services'
...
dependencies {
implementation platform('com.google.firebase:firebase-bom:26.2.0')
implementation 'com.google.firebase:firebase-analytics'
...
}
...
apply plugin: 'com.google.gms.google-services'
次は./android/build.gradle
ファイルを開いて下記のように修正します。
buildscript {
ext {
...
}
repositories {
...
}
dependencies {
classpath("com.android.tools.build:gradle:3.4.2")
classpath 'com.google.gms:google-services:4.3.3'
}
}
完了
これでReact NativeでFirebaseを使うためreact-native-firebae
をインストールする方法について説明しました。他の機能を追加する方法については下記のリンクを参考してください。
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