iOS 証明書(Certification)

2023-03-18 hit count image

アップル開発者プログラム(Apple Developer Program)の登録を完了したら、開発者証明書(Certification)を設定する方法について説明します。

概要

このブログはアップル開発者プログラム(Apple Developer Program)へすでに登録した開発者のため説明です。アップル開発者プログラム(Apple Developer Program)へまだ登録してない方は前のブログiOS開発者登録をみてアップル開発者プログラム(Apple Developer Program)へ登録してください。

このブログはシリーズです。下記のブログも確認してください。

今から開発者の証明書(Certification)を生成して設定する方法について説明します。

証明書ダウンロード

アップル開発者プログラム(Apple Developer Program)を購入して購入完了メールをもらったらアップル開発者サイト(https://developer.apple.com/)のAccountページへ移動します。

apple developer site after enrolling

アップル開発者プログラム(Apple Developer Program)へ登録する前と画面が少し違います。左上のCertificates, IDs & Profilesを選択して証明書(Certification)を発行するページへ移動します。

download certification

証明書(Certification)がすでに一個存在します。この証明書(Certification)を選択してDownloadボタンを押して証明書を好きなところに保存します。証明書が見えない方は下記の証明書生成を見って証明書を新しく生成します。

この証明書は開発用です。この証明書がある方も下記の証明書生成でリリース用の証明書を生成してください。

証明書生成

Macでキーチェーンアクセスプログラムを実行します。

キーチェーンアクセス

キージェーンが実行されたら左上のキーチェーンアクセスを選択して証明書アシスタント証明局に証明書を要求...を選択します。

キーチェーンアクセス証明書要求

上のように証明局に証明書を要求...を押すと下記のように証明書アシスタントダイアローグが表示します。

キーチェーンアクセス証明書情報入力

上の画面でユーザのメールアドレス通称へ情報を入力して要求の処理ディスクに保存鍵ペア情報を指定を選択して続けるを押します。ファイル保存する画面が出たら好きな場所を選択してファイルを保存します。

キーチェーンアクセス証明書保存

キーペア情報を上のように設定して続けるを押します。

キーチェーンアクセス証明書完了

ディスクへ証明書が上手く保存しました。

download certification

アップル開発者サイト(https://developer.apple.com/)のAccountページでCertificates, IDs & Profilesメニューを押して証明書登録サイトへ移動します。そこで右上にある+ボタンを押します。

certification selection

証明書選択画面でiOS App Developmentを選択して下にスクロールしてContinueボタンを押します。

リリース用証明書を生成する方はProductionの部分でApp Store and Ad Hocを選択してく進んでください。

証明書ファイル(CSR)を作る方法を説明するページが出ます。私たちは上部でキーチェーンアクセスですでに証明書ファイル(CSR)を作りましたのでスクロールしてContinueボタンを押します。

create csr file

生成した証明書ファイルを選択する画面でChoose Fileボタンを押して上部で作った証明書ファイルを選択して下にあるContinueボタンを押します。

choose csr file

証明書の生成を完了しました。Downloadボタンを押して証明書を好きなところへ保存してください。

complete create certification file

証明書登録

生成した証明書をキーチェーンアクセスへ入れる必要があります。キーチェーンアクセスを実行します。

キーチェーンアクセス

下のようにキーチェーンアクセスが開けたら左下にある自分の証明書を押して上部でダウンロードした証明書のファイルをドラッグして追加します。

キーチェーンアクセス証明書

アップル開発者アカウント連携

アップル開発者アカウント(Apple Developer)と現在のプロジェクトを連携する必要があります。リアクトネイティブ(React Native)のプロジェクトフォルダでios/プロジェクト名.xcodeprojファイルを実行します。

xcodeで左上のプロジェクト名を選択してGeneralタブに移動します。

xcode certification

上のような画面でSigningの部分でTeamの横にあるドロップダウンメニューを選択します。

xcode certification add new

すでにxcodeとアップル開発者アカウント(Apple Developer)が連動されてる方はそのアカウントを選択します。アカウント連動をしてない方はAdd an Accountを選択します。

xcode certification login

アップル開発者アカウント(Appld Developer)でログインします。アップル開発者アカウント(Appld Developer)がない方はiOS デバイステストでアップル開発者アカウント生成方法を見って作ってください。ログインを完了したら左上の閉じるボタンを押して画面を閉じます。

xcode certification add new

またTeamの横のドロップダウンメニューを選択したら先ほど追加したアップル開発者アカウントが見えます。そのアカウントを選択します。

同じ方法でTestの部分もアップル開発者アカウント(Apple Developer)と連携します。

xcode certification add test

これでアップル開発者アカウントとの連携が終わりました。今からリリース用のビルドへ必要なプロビジョニングプロファイル(Provisioning Profiles)を生成して連携します。

プロビジョニングプロファイル生成

アップル開発者サイト(Apple Developer)のAccountページで下にスクロールしたらProvisioning Profilesの項目が見ます

プロビジョニングプロファイル(Provisioning Profiles)も開発用とデプロイ用が必要なので下記のプロセスを開発用とデプロイ用で2回進める必要があります。

provisioning profiles

メニューのAllを押してプロビジョニングプロファイル(Provisioning Profiles)を登録するページへ遷移します。

provisioning profiles detail

上のような画面が見えたら右上の+ボタンを押して新しプロビジョニングプロファイル(Provisioning Profile)を追加します。

provisioning profiles ios

上のような画面でiOS App Developmentを選択してContinueボタンを押して進めます。

リリース用プロビジョニングプロファイル(Provisioning Profiles)はDistributionApp Storeを選択して進めてください。

provisioning profiles app id

私たちがアプリを開発する時使ったBundle Identifierを選択します。Bundle Identifierはxcodeで左上のプロジェクト名を選択してGeneralタブに移動したら一番上の部分でIdentity項目を確認することが出来ます。

xcode bundle identifier

選択を完了したらContinueを押して進めてください。開発者アカウントとテストするデバイスを選択して次のページへ移動します。

provisioning profiles name

最後にプロビジョニングプロファイル(Provisioning Profile)の名前を設定してContinueを押して次のページへ移動します。

プロビジョニングプロファイル(Provisioning Profile)の生成が完了しました。Downloadを押してファイルを好きなところに保存してください。

プロビジョニングプロファイル連携

xcodeでは基本的に自動にSigningを管理する設定がされております。(Signing項目のAutomatically manage signing)

xcode bundle identifier

この状態でプロビジョニングプロファイル(Provisioning Profile)の連携、リリースのビルドする時特に問題ない方はそのまま使っても大丈夫です。(Signingの項目へ赤文字エラーがない方)私たちはプロビジョニングプロファイル(Provisioning Profile)との連携が上手く出来なかったので手動で連携してみます。

下記は手動でプロビジョニングプロファイル(Provisioning Profile)を連携する方法です。

xcode bundle identifier

上のような画面でSigningAutomatically manage signingを選択してチェックを外します。

disable automatically manage signing

チェックを外したら上の画面ようなSigning(Debug)Signing(Release)が見えます。二つのProvision Profileの横にあるドロップダウンメニューでImport Profileを選択して上部で生成してダウンロードしたプロビジョニングプロファイル(Provisioning Profile)を選択します。同じ方法でTestの部分も修正します。

disable automatically manage signing test

完了

全ての設定が終わりました。証明書を連携したので開発やリリースの準備まで終わりました。次のブログからはリリース準備やTestFlightを使う方法、実際のリリースについて説明します。

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