目次
概要
Claude Codeで作業をしていると、コミットメッセージの末尾に自動で Co-Authored-By: Claude ... trailerが付き、PR本文の末尾には 🤖 Generated with Claude Code の文言が付くのを見かけます。個人のプロジェクトや会社のポリシーによっては、この表記を非表示にしたいことがあります。
今回はClaude Codeの attribution 設定を使って、コミットとPRのattribution表記を削除する方法を解説します。
Claude Codeのインストール方法と基本的な使い方は、Claude Code 基礎知識と基本的な使い方をご参考ください。
なぜattribution表記を非表示にするのか?
Claude Codeはデフォルトで以下の2つのattributionを自動的に追加します。
- コミットメッセージ: 末尾に
Co-Authored-By: Claude <[email protected]>trailer - PR本文: 末尾に
🤖 Generated with [Claude Code](https://claude.com/claude-code)文言
この表記を非表示にしたい理由はさまざまです。
- 会社のポリシー上、外部ツールのattributionをコミット履歴に残したくない場合
- 個人プロジェクトでコミットログをすっきり保ちたい場合
- GitHubのcontributorグラフにClaudeが含まれることを望まない場合
- PR本文をより簡潔に保ちたい場合
デフォルトの動作確認
設定を変更する前に、デフォルトの動作を確認します。特に設定がなければClaude Codeが作るコミットは次のようになります。
feat: ユーザーログイン機能を追加
メールアドレスとパスワードでログインできるように実装します。
Co-Authored-By: Claude <[email protected]>
PR本文は次のように終わります。
## Summary
- ユーザーログイン機能を追加
- メール/パスワード検証ロジックを実装
## Test plan
- [ ] 正常ログインテスト
- [ ] 不正なパスワード入力テスト
🤖 Generated with [Claude Code](https://claude.com/claude-code)
今回の設定を適用すると、末尾のattribution行のみが削除され、コミットメッセージやPR本文のそれ以外の部分はそのまま維持されます。
includeCoAuthoredBy設定(deprecated)
以前は includeCoAuthoredBy を false に設定してattributionを非表示にしていました。
{
"includeCoAuthoredBy": false
}
しかし、現在この設定は deprecated 状態です。Claude Codeの公式スキーマにも以下のように記載されています。
Deprecated: Use attribution instead. Whether to include Claude’s co-authored by attribution in commits and PRs (defaults to true)
新たに設定を追加する場合は attribution 方式を使うのが望ましいです。既に includeCoAuthoredBy で設定している場合は attribution 方式に変更しておくと、今後の互換性問題を避けられます。
attribution設定(推奨)
attribution 設定では、コミットとPRのattributionをそれぞれ独立して制御できます。
{
"attribution": {
"commit": "",
"pr": ""
}
}
空文字列("")を指定すると、該当のattributionが非表示になります。
重要なのはattribution部分のみが非表示になるという点です。 コミットメッセージ本文やPR本文そのものが空になるわけではありません。Claude Codeが書く通常のコミットメッセージとPR本文はそのまま維持され、末尾に自動的に付いていたtrailerや文言だけが削除されます。
commitとprを個別に制御
commit と pr を別々に設定できるので、片方だけを非表示にすることも可能です。
{
"attribution": {
"commit": "",
"pr": "🤖 Generated with [Claude Code](https://claude.com/claude-code)"
}
}
上の例は コミットのCo-Authored-By trailerだけを非表示にして、PR本文にはデフォルトのattributionを維持します。逆にコミットにはtrailerを残してPRだけ非表示にすることも可能です。
カスタムテキストへの変更
attributionを完全に非表示にする代わりに、カスタムテキストへ変更することもできます。
{
"attribution": {
"commit": "Reviewed-by: Team Lead\nGenerated-by: Internal AI Assistant",
"pr": "---\n_本PRはAIツールの補助で作成されており、すべての変更は人がレビューしました。_"
}
}
会社のポリシーに合わせてattributionの形式を統一したいときに便利です。
設定の適用範囲を選ぶ
Claude Codeの設定ファイルは用途に応じて複数の場所に存在します。
| 範囲 | ファイルパス | 適用対象 |
|---|---|---|
| ユーザー(グローバル) | ~/.claude/settings.json | すべてのプロジェクトに適用 |
| プロジェクト | .claude/settings.json | そのプロジェクト内の全コラボレーター |
| ローカル | .claude/settings.local.json | 自分だけ、該当プロジェクトのみ |
attribution設定の推奨配置は以下の通りです。
- 個人環境ですべてのプロジェクトに適用:
~/.claude/settings.json(ユーザーグローバル) - チーム全体にattributionポリシーを適用:
.claude/settings.json(プロジェクト、Gitコミット) - 自分にだけ適用してチームには共有しない:
.claude/settings.local.json(ローカル、gitignore)
自分はattributionを非表示にしたいけれど、チームメンバーはデフォルト設定を使うようにしたい場合は、グローバル設定(~/.claude/settings.json)に追加します。
設定確認
設定ファイルを直接確認するには次のコマンドを使います。
cat ~/.claude/settings.json
または jq でattributionフィールドだけを確認できます。
jq '.attribution' ~/.claude/settings.json
正常に適用されていれば次のように出力されます。
{
"commit": "",
"pr": ""
}
設定ファイルを修正した後は、Claude Codeを 再起動する必要なく 次のコミット/PR作成からすぐに反映されます。
注意事項
attribution設定に関して知っておくべきポイントがいくつかあります。
includeCoAuthoredByとattributionを同時に設定しないでください。 設定が衝突する可能性があるため、attributionのみを使用します。- attributionは自動で追加される部分にのみ影響します。 Claude Codeが書くコミットメッセージ本文やPR本文の中身自体は影響を受けません。
- 既に作成されたコミットのtrailerは変更されません。 今回の設定変更は 今後新たに作成される コミットとPRにのみ適用されます。
- 社内ポリシーで強制したい場合はプロジェクト設定に含めて GitにコミットしておけばOKです。ただし、チームメンバーがローカル設定で上書きできる点は留意してください。
完了
これでClaude Codeの attribution 設定を使って、コミットとPRのCo-Authored-By表記を非表示にする方法について解説しました。
includeCoAuthoredBy はdeprecated状態のため、新しく設定を追加するなら attribution の使用を推奨します。commit と pr を独立して制御でき、空文字列で非表示にしたり、カスタムテキストへ変更したりもできるので、環境に合わせて設定してみてください。
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