概要
macOS
は基本的にスリープモードが設定されているため、一定時間が経過すると自動的にスリープモードに切り替わります。しかし、何かをインストールするときやビルドするときなど、一定時間が経過してもスリープモードに切り替わらないようにしたい場合があります。
今回のブログポストではmacOS
でコマンドを使ってスリープモードを無効にする方法について説明します。
スリープモードの無効化
macOS
は電源設定管理のためにpmset
コマンドを提供しています。次のコマンドを実行すると、現在の電源設定内容を確認できます。
pmset -g
そしたら次のような結果を確認することができます。
System-wide power settings:
SleepDisabled 0
Currently in use:
lidwake 1
lowpowermode 0
standbydelayhigh 86400
standbydelaylow 10800
standby 1
proximitywake 1
ttyskeepawake 1
hibernatemode 3
powernap 1
gpuswitch 2
hibernatefile /var/vm/sleepimage
highstandbythreshold 50
displaysleep 10
womp 1
networkoversleep 0
sleep 1
acwake 0
halfdim 1
tcpkeepalive 1
disksleep 10
スリープモードはSleepDisabled
項目で確認できます。0
の場合はスリープモードが有効になっており、1
の場合はスリープモードが無効になっています。
次はpmset
コマンドを使ってスリープモードを無効にするため、SleepDisabled
項目を変更する方法について説明します。次のコマンドを実行して、スリープモードを無効にすることができます。
sudo pmset -c disablesleep 1
そしたら、次のコマンドを実行してスリープモードが無効になっているかどうかを確認します。
pmset -g
コマンドを実行するとSleepDisabled
の項目が1
で変更されたことが確認できます。
System-wide power settings:
SleepDisabled 1
スリープモードはバッテリーに影響をあげるので、必要な場合だけスリープモードを無効にして、必要ない場合は次のコマンドを実行してスリープモードを有効にすることをおすすめします。
sudo pmset -c disablesleep 0
完了
これでmacOS
でコマンドを使ってスリープモードを無効化する方法について見てみました。スリープモードを変更する必要がある時、pmset
コマンドを使って簡単にスリープモードを変更してみてください。
私のブログが役に立ちましたか?下にコメントを残してください。それは私にとって大きな大きな力になります!
アプリ広報
Deku
が開発したアプリを使ってみてください。Deku
が開発したアプリはFlutterで開発されています。興味がある方はアプリをダウンロードしてアプリを使ってくれると本当に助かります。